失敗しない家づくりのポイント
注文住宅で押さえておきたいポイント
・テーマの決定
家族ひとりひとりについて、どのような生活パターンをもっているのかを書き出してみましょう。
次に、これからどうなりそうかという未来予測も書き出します。
さらに、新しい家でぜひこんな暮らしがしたいという希望も書き入れましょう。

「休みの日に家族でバーベキューをする家」
「音楽をみんなで楽しむ家」
「子どもの時間と、大人の時間の両方を大切にする家」

などなど。テーマが決まれば、それに合わせて間取りや設備を考えていけばよいのです。

・コストバランス
家づくりにかけることのできる総予算を、まず出してみましょう。
その際には"銀行からいくら借りられるか"ではなく、"月額いくらまでなら無理なく返済できるか"を基準にすることが、 生活に無理をきたさないための鉄則です。
総予算が決まったら、土地、建物、その他の工事、諸費用などにバランスよく振り分けます。
この作業をすることによって、予算に収まる範囲で、建物にどのくらい費用をかけられそうかが明確になります。

・「からだ」と「すまい」の関係
家族の中に、子どもやお年寄り、病気の方はいませんか?ダニやカビによるアレルギー、 シックハウス症候群などは、小さくて弱い者ほど影響が出やすいものです。
一方、家を構成している建材等に、からだに良いものが使われていると、 赤ちゃんが気持ちよくなって眠ってしまったり、大人もリラックスできます。
新築時は、家族の健康を、住まいという観点から見直すチャンスです。

エコな取り組み、日当たりや風通し
太陽の光や自然の風を上手にとり入れた家は、光熱費も抑えられる上、家が長持ちします。
また、機械を使わないのでCO2削減にもつながります。
地球温暖化が問題になっている現在、家づくりにもエコの意識を取り入れたいですね。
特にお子様のいらっしゃるご家庭では、私たちの暮らしが地球の未来につながっていることを実感するよい機会です。
省エネという観点に立って、家づくりに取り組んでいる会社の情報を集めてみてください。

土地探しのポイント
土地探しをする前にすること
土地探しは、家づくり以上に、お客様にはわからないことが多いのではないでしょうか。
よくわからないままに土地探しを始めてしまうのはとても危険。
一度決めれば、そこに長く暮らすことになるのですから、
将来的なこともよく考え、家族の意思を統一しておくことが大切です。
では、土地探しを始める前に、最低限どのようなことを知り、考えておくべきなのでしょうか。
ここでは、「スケジュール」「予算の立て方」「探し方」の3つのポイントからお客様にご説明しています。

スケジュール調整
「建てたい」と思って、すぐに土地が見つかる人も居れば、何年も探し続ける人も居られます。 そして長い時間をかけたからといって、理想の土地が見つかるとは限らないのが土地探しの難しいところです。

土地探しは早目に取り組む
良い土地が出た時に、適切に判断がしやすくなります。
反対に、判断基準となる知識がなければいくら良い土地ですよと言われても迷ってしまい、 結果として買い時を逃すことにもつながりかねません。
良い土地は、他の人にとっても良い土地なので、早めの決断が必要なのです。



立てる時期にはこだわらない
建てるのは2、3年先だからとのんびり構えていて、いざとなると土地が見つからない方もいらっしゃいます。
建てることが決まっていて、希望地域もある程度決まっている場合は、早めに比較検討を開始しましょう。

土地探しの際の予算の建て方
土地にかける費用の算出
総予算を立て⇒土地に使うお金、建物に使うお金、その他諸費用にバランスよく振り分け、 総予算を把握した上で、土地探しを行いましょう。

総予算の立て方
自己資金に借入金をプラスしたものが総予算になります。
借入金は、家賃などをベースに、月々いくらなら無理なく支払えるかを考えて算出します。
その際、何年間で返済したいかということも計算に含めましょう。銀行が貸してくれる枠いっぱい借り入れることは、 将来的に増えていく費用(教育費など)や、不意の出費のことなどを考えると、非常に危険です。
くれぐれも≪返済できる額≫を基準に借入額を決定しましょう。

土地の探し方
  • 建てたい地域をおおまかに絞る
  • 何年以内に建てるかを考える
  • 希望条件の優先順位を家族で話し合う

間取りポイント
間取りの考え方
美しく、心地よい空間で家族が和やかに、快適に暮らしたい。
住まいづくりをお考えの皆さんは、きっとそう思っておられることでしょう。
そのために重要になってくるのが間取り。
いかに丈夫で長持ちする建物をつくっても、間取りが使いにくく、しかも変更がきかなければ、 "ずっと住み続けたい家"とはなかなか思えないもの。
ハード的な面(=耐久性)に対し、ソフト的な面(=耐用性:長く使うことができる)を担うのが間取りなのです。
では、どのような間取りが理想的なのか、ご一緒に考えていきましょう。

パズルのような間取りは考えないこと
家づくりをすることが決まって、みんなで家族会議。わくわくする瞬間です。

「リビングは〇帖以上ほしいなあ」
「子ども部屋も広い方がいいよ、たくさん遊べるから」
「お客様がみえた時のために和室も必要よね」

ちょっと待って。
気持ちはわかりますが、必要な部屋数とその広さを組み合わせて、パズルのように間取りを考えるのは、かなり危険なやり方。
なぜかと言うと、部屋の用途を限定することで、使わない部屋ができたり、 実際住んでみると憧れだけで必要がなかったりしやすいからです。
憧れてつくった書斎が納戸になってしまう、などといったケースも起こりますのでご用心!

家族の生活スタイルを考慮
パズルのように部屋を組み合わせるのではないなのら、どうするか。
まずは、家族の生活スタイルをよく思い出してみてください。

<家に帰ったら、まずどの部屋に行くか>、>
<家族全員ですることは何か>、>
<休みの日の家族みんなの行動パターン>などなど。>

家族の動きをよく見直し、その動きに合わせて間取りを考えていくと、
「うちの子って、子ども部屋にほとんど居ないんだわ」とか、
「泊まるようなお客様って、年に数回しか来ないんだった」とか、
意外な見落としに気付くものです。
間取りよりも、まず自分たちの生活パターンを把握する。それが使いやすい間取りづくりの第一歩です。

家での過ごし方と間取り
家族の生活パターンを把握したら、それにどれくらいのスペースが必要かを考えます。例えば、リビングで、家族揃っての団欒シーンを想像してみてください。

心地よさを感じる住まいとは
間取りを考える場合に、ふだんの生活の中で、家族が自然にふれあい、気配を感じられることはとても重要です。

階段の位置を工夫したり、吹き抜けを効果的に使い、機能性とデザインの融合を進めていくことがよい住まいづくりにつながります。

インテリアコーディネイトの考え方
インテリアのカラーコーディネイト
人間の五感のうち、視覚は、日常生活に大きな影響をもたらします。
色彩がもたらす効果を理解し、利用することは大変大切なことです。
住まいの中の色彩はストレスを感じにくいものを
木や土、石など、自然界に存在する天然の素材に近い色彩を取り入れましょう。
アイボリー、ベージュ等をベース色にすると、照明を当てた際に光が反射するため、部屋を明るく見せることができます。


壁の仕上げ材を、珪藻土や漆喰等にすると、調湿効果も期待できます。

リビング・ダイニングを明るい暖色系に
暖色系にすることで食欲を増進させ、自律神経を刺激して、消化作用を促進します。
家族の会話も弾み、和やかな雰囲気を演出できます。

寝室は青色系を
青色系の色彩は、深い眠りを誘い、鎮静効果により心身の回復力を高めます。

ただし、寒い季節には、カーテンやベッドカバーを暖色系の色に取り換えましょう。
心理的な温度差は2~3度あると言われています。色彩の効果を上手に利用すると、省エネも期待できるかもしれません。

子ども部屋の色数は絞って
小さなお子様はカラフルな色が大好き。でも、あまりたくさんの色を使うと、落ち着かない部屋になってしまいます。
また、成長とともに好む色も変わってきます。

居心地の良い部屋にするためには、壁、天井のベースになる色を、薄い黄色、オレンジなど、 明るめの落ち着いた暖色系とし、カーテンや家具、クッション等、取り換えのきくアイテムでアクセントカラーを取り入れてみましょう。

家具には大きく分けてふたつの種類があります。
オリジナル家具
オリジナル家具の中にも、いくつかの規格寸法の製品を組み合わせていく既製品に近いタイプと、 オーダーで製作する家具があります。
価格面では既製品の方が低コストと言えますが、サイズ、デザイン、 材質等について「どうしてもこうしたい」という思いがある場合は、 オーダーもお奨めです。
置き家具
置き家具とは家具ショップ等で購入できる、動かすことの可能な家具で、テーブルやソファ、 タンスといった収納アイテムなどを指します。
一般的に家具と言えばこのタイプが多いでしょう。
お店やインターネットで購入する場合は、次のことに注意しましょう。

  • サイズ
    お店の中で見ると、それほど大きくないように見えても、広い店舗では錯覚を起こすことがあります。
    メジャーは家具購入の際の必需品。もちろん間取りをよく確認して、寸法を測っておくのは大前提です。
    設置する部屋以外にも、搬入経路や廃棄する場合のことも念頭に置いておきましょう。

  • 素材
    天然の無垢材、プリント合板、突板貼合板(無垢材を薄くスライスした板を貼り合せたもの)等、 様々な材料でつくられた家具があります。
    せっかく住まいが自然素材でつくられていても、持ち込む家具によっては室内の空気環境を汚染してしまう場合があります。 少なくともF☆☆☆☆(※)のマークがついていることを確認しましょう。

    ※F☆☆☆☆
    シックハウス症候群を引き起こす原因となる有害物質、ホルムアルデヒドの放散量が、最も少ないと認められた製品につけられるJIS表示

  • デザイン
    インテリアのテイストには、クラシック、ナチュラル、モダン、カントリー、アジアンなど、豊かなバリエーションがあります。
    家具や照明器具、カーテンといったインテリアエレメントのテイストを揃えることで、調和のとれた美しい住まいづくりができます。

    まずは自分の好きなインテリアイメージを雑誌などで確認し、急がずひとつひとつ揃えるようにしていきましょう。


窓辺を素敵に
ウインドウトリートメントとは、窓廻りの装飾の総称。一般的にはカーテンというとらえ方になるでしょうか。
ただ、現在では、ドレープとレースを組み合わせるカーテンだけではなく、 ロールスクリーン、プリーツスクリーン、横型・縦型のブラインド、木製ブラインド等々、多種多様な製品が生まれ、 たくさんの選択肢が生まれています。


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